門01

次のうち、WHO(世界保健機関)によるICD-10(国際疾病分類第10版)で「F4、神経症性障害、ストレス関連障害および身体表現性障害」含まれるものを一つ選びなさい。
1 解離性運動障害
2 統合失調症後抑うつ
3 軽症うつ病エピソード
4 急性一過性精神病性障害
5 不安性(回避性)パーソナリティ障害



門02

21歳の男子学生、半年前から大学を休みがちだった。みんなが自分の悪口を言っているとのことで保健室をおとづれた。学生は最初黙っていたが、やがて「大学正門に犬がいた。それは組織が自分の命を狙っているメッセージだと確信した」と発言した。
次のうち、学生の発言から考えられる症状として、正しいものを一つ選びなさい。
1 妄想気分
2 妄想着想
3 妄想知覚
4 血統妄想
5 微小妄想



門03

85歳の男性、3年前に脳梗塞となり、その後、物忘れ、感情の動揺しやすさが著しくなった。ここ2週間、夜寝ないで落ち着かない日が多かった。昨夜、真夜中に「知らない人が部屋にいる」と騒ぎ出し、玄関から出ていこうとしたので、家族に連れられて来院した。
次の症状の所見のうち、この状態において通常認められないものを一つ選びなさい。
1 幻視
2 脳波異常
3 感情失禁
4 見当識障害
5 させられ体験



門04

アルコール関連障害及びアルコール依存症に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 アルコールは身体依存を起こさない。
2 病的酩酊(めいてい)では意識障害を認める。
3 アルコールの離脱症状としては幻視より幻聴が多い。
4 アルコール依存症では嫉妬妄想は見られない。
5 コルサコフ症候群が振戦(しんせん)せん妄に引き続いて起こることはない。



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門05

統合失調症に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 発症は急激なことが多い。
2 意識障害を伴うことが多い。
3 世界で1万人に7人が罹患(りかん)している。
4 破瓜型(はかがた)の発症年齢は妄想型よりも早い傾向がある。
5 薬物療法は陽性症状より陰性症状に対して効果がある。



門06

次のうち、双極性感情障害の症状でないものを一つ選びなさい。
1 妄想
2 易刺激(いしげき)
3 作話
4 精神運動静止
5 睡眠欲求の減少



門07

疾患と症状に関する次の組み合わせのうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 解離性障害―健忘
2 パニック障害―計算癖
3 外傷後ストレス障害―関係妄想
4 心気障害―離人感
5 強迫性障害―幻視



門08

次のうち、知的障害(精神遅滞)の原因とならないものを一つ選びなさい。
1 結節性硬化症
2 クレチン病
3 フェニルケトン尿症
4 ダウン症候群
5 クロイツフェルト・ヤコブ病



門09

小児自閉症に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 女児に多い。
2 興味の限局がある。
3 感覚失語を認める。
4 症状は3歳以降に現れる。
5 同年代の子供に関心を示す。



門10

症状、疾患と治療薬に関する次の組み合わせのうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 認知症―抗コリン薬
2 うつ病―ビタミンB1
3 統合失調症―ドーパミン作動薬
4 アルコール離脱症状―ベンゾジアゼピン系薬
5 注意欠陥多動性障害―炭酸リチウム



門11

我が国の精神保健医療福祉の最近の状況に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 精神病床に入院している患者数は、「統合失調症、統合失調症型障害及び妄想性障害」によるものよりも「血管性及び詳細不明の認知症」によるものが多い。
2 精神病床に入院している患者の年齢分布は、国勢調査における総人口の年齢分布と同じである。
3 精神病床に5年以上入院が継続している患者数は増加している。
4 通院患者の診断別内訳の比率は、入院患者とあまり変わらない。
5 「精神保健福祉法」第23条による申請件数は大きな変化がない。
(注)「精神保健福祉法」とは、「精神保険及び精神障害者福祉に関する法律」のことである。



専門12

青少年の精神保健に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 「児童虐待防止法」によると、児童虐待は、身体的暴行、保護者としての監護を著しく怠ること、児童に著しい心理的外傷を与えること、の3つに区分される。
2 文部科学省の調査では、いじめの定義を「当該児童生徒が、一定の人間関係のある者から、心理的・物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの」としている。
3 厚生労働省が示した「ひきこもり」をめぐる地域精神保健活動のガイドラインは、「ひきこもり」を、精神障害以外の原因で、就労や就学など「自宅以外の生活の場」が長期的に失われた状態としている。
4 少年法における非行のある少年とは、犯罪少年のことである。
5 群発自殺は、学童期から青年期には起こりにくい。



専門13

次のうち認知症のケアや支援と関係の乏しいものを一つ選びなさい。
1 成年後見制度
2 日常生活自立支援事業
3 暴露法(エクスポージャー療法)
4 グループホーム
5 周辺症状(BPSD)



専門14

高齢者うつ対策に関する次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。
1 一次予防として、正しい知識の普及・啓発活動がある。
2 孤立を防ぐ地域づくりが大切である。
3 うつ病は介護支援センターで治療を受ける。
4 地域包括支援センターで治療を受ける。
5 病気によって残った障害を最小限にして、充実した生活ができるよう支援する。



専門15

次のうち、第三次薬物乱用防止5ヵ年戦略の戦略目標に含まれないものを一つ選びなさい。
1 青少年による薬物乱用の根絶
2 薬物依存・中毒者の治療・社会復帰の支援及びその家族への支援の充実強化。
3 薬物密売組織の壊滅及び末端乱用者に対する取締りの徹底。
4 薬物密輸阻止に向けた水際対策の徹底
5 住民検診等の活用による薬物乱用者スクリーニングの推進



専門16

職場のメンタルヘルスに関する次の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。
1 労働者の健康の保持増進措置は、事業者の努力義務である。
2 快適な職場環境の形成のための措置は、事業者の努力義務である。
3 事業者は、一定要件の当てはまる労働者について、医師による面接指導を行わなければならない。
4 業務起因性が認められれば、労働者の自殺は労働災害として補償の対象となる。
5 EAP(従業員支援プログラム)は、職場のラインによるケアである。



専門17

次のうち、法律及び出来事の年代順が正しいものを一つ選びなさい。
1 医療観察法の制定→宇都宮病院事件→精神保健法(精神衛生法の一部改正)→精神保健福祉士法制定→精神保健医療福祉の改革ビジョン
2 宇都宮病院事件→精神保健福祉士法制定→精神保健法(精神衛生法の一部改正)→医療観察法の制定→精神保健医療福祉の改革ビジョン 
3 宇都宮病院事件→精神保健法(精神衛生法の一部改正)→精神保健福祉士法制定→医療観察法の制定→精神保健医療福祉の改革ビジョン 
4 精神保健法(精神衛生法の一部改正)宇都宮病院事件→精神保健医療福祉の改革ビジョン→精神保健福祉士法制定→医療観察法の制定
5 宇都宮病院事件→精神保健法(精神衛生法の一部改正)→精神保健福祉士法制定→精神保健医療福祉の改革ビジョン→医療観察法の制定



専門18

地域精神保健福祉に関する次の組み合わせのうち、関係の乏しいものを一つ選びなさい。
1 児童虐待―保護者に対する出頭要求 
2 患者調査―ひきこもりの状態にある患者数
3 児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査―不登校の児童数
4 社会復帰調整官―精神保健福祉士
5 自殺総合対策大綱―心理学剖検



専門19

最近の我が国の自殺に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 20歳から30歳までの男性の自殺死亡率は徐々に高くなっている。
2 自殺死亡率は、東京都や大阪府などの大都市で高い。
3 自殺死亡者数は、平成20年になって3万人以下に減少した。
4 年齢階級別の自殺死亡者数は、30歳代が最も多い。
5 自殺死亡者のうち、無職者の割合は20%程度である。



専門20

次のうち、アメリカの精神保健の発展と関係の乏しいものを一つ選びなさい。
1 精神病及び精神薄弱に関する大統領教書
2 ヘルシーピープル2010(Healthy People 2010)
3 PACT(The Program of Assertive Community Treatment)
4 社会的協同組合(Social Co-operative)
5 アルコホーリクス・アノニマス



専門21

アンソニー(Anthony,W.)の「精神リハビリテーションの原則」に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 リハビリテーションの最大の焦点は、病気の抵抗力を強化することである。
2 リハビリテーションの焦点は、精神障害を抱えた人を一般就労できるように支援することである。
3 当事者の自立のためには、スタッフやサービスに対するいかなる依存も妨げになる。
4 当事者のリハビリテーションは、専門家主導で行うのが望ましい。
5 長期の薬物療法は、リハビリテーション介入の要素として必要条件となることが多い。



専門22

先進的リハビリテーションん活動(ベスト・プラクティス)の選考基準として世界心理社会リハビリテーション学会(World Association for Psychosocial Rehabilitation)が定めた特徴に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 軽度の精神障害のある人たちを対象にしての活動である。
2 生活能力の改善ではなく機能障害の改善を目指している活動である。
3 パターナリズムを発展させ、市民としての権利を与える活動である。
4 他のサービス、資源及び支援のネットワークに統合されている活動である。
5 医療とは結びつかない活動である。



専門23

ウイング(Wing,J.)が提示した、精神科リハビリテーションにアセスメントを必要とする理由に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 存在する精神的および身体的障害の種類を決定し、その予後を予測するため。
2 発達させ得る潜在的な能力を発見するため。
3 主治医を合意の上で短期および長期の目標を定め、それらを達成し得るリハビリテーション計画を立案するため。
4 リハビリテーション計画を基に、適切なサービスを行う専門職種を決めるため。
5 進歩を定期的にモニターして、リハビリテーション計画を必要に応じて中止するため。



専門24

精神障害の評価に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 PANSS(Positive and Negative Syndrome Scale)は、気分(感情)障害の症状を精神病理に基づき評価する。
2 BPRS(brief Psychiatric Rating Scale)は、会話によらず行動を観察することによって、精神症状を評価する。
3 REHAB(Rehabilitation Evaluation Hall and Baker)とは、全般的行動のうち精神症状に基づく逸脱行動を評価する尺度である。
4 GAF(Global Assessment of Functioning)は精神症状の最重度を100としての10点刻みに評価する。
5 LASMI(Life Assessment Scale for the Mentally Ill)の尺度は、日常生活、対人関係、労働または課題の遂行、持続性・安定性、自己認識の5項目からなる。



専門25

「厚生労働省指針」による職場復帰支援の段階に関する次の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。
1 第一ステップ―病気休業開始及び休業中のケア
2 第二ステップ―職場環境及び労働者の状態等の評価
3 第三ステップ―職場復帰の可否の判断及び職場復帰支援プランの作成
4 第四ステップ―最終的な職場復帰の決定
5 第五ステップ―職場復帰後のフォローアップ
(注)「厚生労働省の指針」とは、厚生労働省が平成16年10月に発表した「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」(平成21年3月改訂)のことである。



専門26

精神障害者のケアマネージメント(ケースマネージメント)に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 「ストレングス型」は利用者の能力の向上と環境の改善に焦点を当て、利用者が設定する生活目標に向けて支援がなされる。
2 「リハビリテーション型」は、利用者と環境の潜在能力に着目してかかわり、積極的に利用者のちからをひきだす関わりをおこなう。
3 「仲介型」は、固定した援助者が直接及び間接の両方のサービスを提供することにより、治療的関係による効果も期待されている。
4 「総合型」は「積極型」もしくは「包括型」とも呼ばれ、週7日間24時間体制で直接サービスを提供し、入院代替機能を果たす。
5 「集中型」は、「伝統型」もしくは「標準型」とも呼ばれる、もっとも古典的なもので、利用対象者と公的社会資源を結びつける適正配分が主な目的である。



専門27

精神障害者の就労支援の事業に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 精神障害者総合雇用支援の事業は、精神障害者の雇用促進支援・職場復帰支援・雇用継続支援を、主治医等との連携の元で、総合的に行うものである。
2 精神障害者社会適用訓練事業は、事業所にジョブコーチを派遣して、障害者や事業主に対して、雇用の前後を通じて障害特性を踏まえた援助を実施するものである。
3 職場適応訓練事業は、事業主と有期雇用契約を締結して雇用することで、就職に対する不安を軽減して事業主との相互理解を深め、その後の常用雇用を目指すものである。
4 精神障害者職業自立等啓発事業は、精神障害者を有期雇用した上で、仕事や職場への適用状況を見ながら徐々に就業時間を延ばして、職業的自立を図るものである。
5 精神障害者ステップアップ雇用は、公共職業安定所を中心に地域の関係機関が障害者就労支援チームを編成して、就業から職場定着までの一貫した支援を行うものである。



精神科リハビリテーション学・事例問題

次の事例を読んで、問題28から問題30までについて答えなさい。
(事例)
Eさん(女性35歳)は、若年発症の統合失調症により、頻回の入退院を繰り返し、今回精神科病院に入院してから10年が経過していた。しかし、ここ半年くらいで、単独で外出して近くのスーパーマーケットで簡単な買い物が無難にできるようになっていた。病棟内の調理プログラムにも参加して、自分で料理を作ることにチャレンジしている。
主治医の許可が得られたので、病院から徒歩15分ほどのところにある先日開店した大型ディスカウントストアに、テレビのCMをみてとても欲しくなった化粧品を買いに出かけた。そのディスカウントストアには、看護師に教えてもらたった道順に沿って無事に到着した。中に入ったEさんは、あまりの広さに驚いてしまった。店は大勢の買い物客でごったがえし、にぎやかな音楽が流れていた。大型店での買い物の経験はほとんどなく、しかもこの店は初めての場所だった。Eさんは、結局なにも買わずに店を出て病棟に帰ってきた。そしてEさんを長年担当しているF精神保健福祉士に「いったいでどこへいけば化粧品が見つかるのかわからなかった」「あんな広いところでは、とても見つけられそうにないと思った」「客が私の方をじろじろと見て嫌な感じがした」ことなどについて話した。(問題28)
その話を聞いたF精神保健福祉士は、今後の援助を進める上で必要な内容をEさんに確認した。(問題29)
その後、Eさんは、F精神保健福祉士とともに、病棟内にあるプログラムに参加することになった。そのプログラムは、Eさんが次回買い物に行ったとき「各棚の商品に関する表示を見つけられるよう」「分からないことがあってもうまく他者に聞けるよう」日常生活の中でこのようなこまったことが発生したとき、どのようにすればより場面に応じた行動ができるのかを練習するものだった。また毎週1回1時間から2時間行われており、1回のセッションは、7から8段階により構成されたプログラムであった。(問題30)



問題28

次の記述のうち、Eさんが何も買わずに帰ってきた理由を考えたとき、適切でないものを一つ選びなさい。
1 化粧品を買って帰ることに対する動機が十分でなかった。
2 驚きと不安のため、買い物に関する技能を発揮できなかった。
3 入院によって初めての場所での問題対処技能が衰えてしまった。
4 少ない社会生活体験のため、買い物に関する技能が獲得されていなかった。
5 一度に受けた多くの刺激を、その場で処理しきれなかった。



問題29

次の記述のうち、このときにF精神保健福祉士が確認する内容として、適切なものを一つ選びなさい。
1 ディスカウントショップへの行くまでの道筋を確認する。
2 病棟内での対人関係の悩みやトラブルについて確認する。
3 Eさんがまた買い物に行って化粧品を買いたいかを確認する。
4 日用品を購入するために無駄使いをしていないかを確認する。
5 栄養のバランスがとれた料理を作ることができるかを確認する。



問題30

次のうち、このプログラムに相当する訓練・療法として、適切なものを一つ選びなさい。
1 職業準備訓練
2 精神分析療法
3 SST(社会生活技能訓練)
4 自立訓練法
5 レクレーション療法



専門31

障害者福祉の理念に関する次の記述のうち、誤っているものをひとつ選びなさい。
1 障害者基本計画によれば、共生社会では、障害者は社会の対等な構成員として人権を尊重されてあらゆる活動に参加するとともに、社会の一員としての責任も分担する。
2 障害者基本計画によれば、ノーマライゼーションの理念を実現するには、雇用・就業に関する施策と年金や手当等の給付により、地域での自立生活を営むよう支援する。
3 障害者基本計画によれば、リハビリテーションは、障害者のライフステージの全ての段階を視野に入れながらその自立と参加を目指す。
4 障害者の権利に関する条約によれば、ユニバーサルデザインとは、できるだけ多くの障害者が使用できるよう、個々の障害特性ごとに製品や環境の設計をすることである。
5 障害者の権利に関する条約によれば、合理的配慮は、障害者が他の物と平等にすべての人権を基本的自由を享受するのに必要かつ適当な変更や調整である。



専門32

WHO(世界保健機関)によるICF(国際生活機能分類)に関する次の記述の内、正しいものを一つ選びなさい。
1 ICFは、障害と生活機能の理解と説明のために提案されてきた「医学モデル」を排除して「社会モデル」に基づいている。
2 WHOの国際分類では、ICD-10(国際疾病分類第10版)とICFは各々を独立して利用することを推奨している。
3 ICFは、人種、性別(ジェンダー)などの社会経済的な特徴で課題遂行に制約を受ける場合についても、参加制約とみなしている。
4 ICFは、障害のある人に限って、健康状況や健康に関連する状況を記述したものである。
5 ICFは、障害を、機能障害、活動障害、参加障害のすべてを含むとするが、生活機能についても、心身機能・身体構造、活動、参加のすべてを含む。



専門33

精神障害者の権利擁護に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 精神障害者の管理者は、入院の形態にかかわらず信書の発受、患者代理人である弁護士、人権擁護に関する行政機関職員との面会や電話を制限することができる。
2 地方精神保健福祉審議会は、都道府県知事の諮問に答えるほか、精神保健及び精神障害者の福祉に関する事項に関して知事に意見を具申することができる。
3 精神科病院に入院中の者または、保護者は、精神科病院の管理者に対し「精神保健福祉法」に基づく退院請求を申したてることができる。
4 都道府県知事は、精神科病院に入院中の者の処遇に関し、当該病院の主治医に対し処遇の改善のための必要な措置をとるよう命じることができる。
5 市町村長は、精神障害者の福祉を図るため必要があると認めるときは、地方裁判所に対して後見、保佐、補助の開始等の審判を請求することができる。
(注)「精神保健福祉法」とは、「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」のことである。



専門34

精神医療審査会(以下。「審査会」という)に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 審査会の事務局は迅速性、責任性の確保のために各都道府県の精神保健福祉主管部局に置かれている。
2 審査会の医療委員は意見聴取の際に診療を行うことはできないが、カルテ開示を求め主治医から意見を聞くことができる。
3 審査会の合議体数は各都道府県の精神病床数に比例して決められている。
4 審査会は、その独立性を確保するために、都道府県が行う精神科病院の実地指導と連携することはできない。
5 審査請求を行った者が入院している病院の管理者、勤務者が委員である場合は、その審査に加わることはできない。



専門35

我が国の精神保険医療・福祉関係法規の歴史に関する次の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。
1 精神病者監護法(明治33年)では、看護義務者の順位を定めるとともに、精神病者の監置には行政庁の許可が必要とした。
2 精神病院法(大正8年)では、主務大臣は北海道または府県に対し精神病院の設置を命ずるとともに、必要と認めるときは代用病院を指定できるものとした。
3 精神衛生法(昭和25年)では私宅監置制度を廃止するとともに、措置入院制度、精神衛生鑑定医制度を新設した。
4 精神保健法(昭和62年)では、任意入院制度を新設するとともに、精神障害者福祉工場を法律上明記した。
5 「精神保健福祉法」(平成7年)では、精神障害者の自立と社会参加を位置づけるとともに、精神障害者保健福祉手帳制度を導入した。



専門36

精神保健福祉士に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 信用を失墜する行為をしたときには、都道府県知事がその登録の取り消しや精神保健福祉士の名称の使用の停止を命ずることができる。
2 その業務を行うに当たって、精神障害者に主治医がいる場合にはその指導を受けることになっている。
3 精神保健福祉法は、精神保険の向上と精神障害者の福祉の増進に寄与し、精神障害の発生予防と国民の精神的健康の保持及び増進を図ることを目的に定められた。
4 精神保健福祉士として必要な知識を技術について問われる精神保健福祉士試験に合格した時に、初めて精神保健福祉士の資格を取得したことになる。
5 正当な理由なく業務の上で知り得た人の秘密を漏らしてはならないが、精神保健福祉士でなくなった場合にはこの義務は免除される。



専門37

国連総会決議の「精神病者の保護及び精神保健ケアの改善のための諸原則」(1991年)に関する次の記述の内、正しいものを一つ選びなさい。
1 全ての患者は、病状が不安定な場合を除き、自らが居住する地域で治療を受け、ケアされる権利を持つ。
2 精神病者、又は精神病者として治療を受けている特定の者は、人道的かつ人間固有の尊厳を尊重して処遇される。
3 全ての者は、保健と社会ケアシステムの一部である。ある程度有効性があると認められる個別の状況に応じた精神保健ケアを受ける権利を持つ。
4 投薬は、患者の最良の健康ニーズを満たすものであり、罰として、又は他社の便宜のために用いられてはならない。
5 全ての患者は、自らの経済的背景に適した治療を受ける権利を持つ。



専門38

「精神保健福祉法」における「保護者」の規定に関する次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。
1 精神障害者が未成年の場合には、医療保護入院の同意に関して父母双方の同意が必要で、どちらかが行方不明の場合には父母どちらかの同意でもよい。
2 保護者がその義務を果たすことができないときには、その精神障害者の居住地又は現在地を管轄する市町村長が保護者になる。
3 保護者は、必要に応じて精神障害者の社会復帰に関する相談や援助を障害者自立支援法に規定された障害福祉サービス事業者に求めることができる。
4 精神障害者が自信を傷つけ又は他人に害を及ぼさないように監督する義務が削除されている。
5 保護者は、通院している精神障害者の診断が正しく行われるよう医師に協力し、医療を受けさせるに当たっては、医師の指示に従わなければならない。



専門39

「医療観察法」に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 裁判所は、対象者の処遇の要否及びその内容について社会復帰調整官に意見を聞くため審判に関与させることができる。
2 対象者及び保護者は、弁護士を付添人に選任することができる。
3 対象者、保護者又は付添人は、ともに重大な事実の誤認又は著しい処分の不当を理由をする場合に限り、4週間以内に抗告することができる。
4 精神保険審判員は、処遇事件ごとに精神保健福祉士その他の精神障害者の保健及び福祉に関する専門知識及び技術を有するものの中かから指定される。
5 精神保健参与員は、指定医療機関に入院決定を受けた者の社会復帰の促進を図るため、退院後の生活環境の調整を行う。

(注)「医療観察法」とは「心身喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律」のことである。



専門40

障害者自立支援法に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 精神障害者を利用対象とする自立訓練は、機能訓練である。
2 精神障害者も移動支援事業の支給対象とされている。
3 精神保健福祉士試験に合格した場合には、相談支援専門員の資格が付与される。
4 地域活動支援センターは、都道府県が実施しなければならない必須の事業である。
5 精神障害者に対する精神区分の認定は、精神障害者保健福祉手帳の障害等級が用いられている。



専門41

保健所における精神保健福祉業務に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 精神保健福祉士等を精神保健福祉相談員として置くことができる。
2 警察官が自傷他害のおそれがある精神障害者を発見した場合には、最寄りの保健所長を経て市町村長へ通報する。
3 精神障害者保健福祉手帳の取得申請があった場合は、その障害等級の決定に関する業務を行う。
4 障害者自立支援法に基づく支給要否決定に関して、市町村に対して意見を述べることができる。
5 措置入院者及び医療保護入院者の定期病状の報告の審査を行う。



専門42

精神障害者の雇用・就労に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 成長力底上げ戦略(基本構想)(平成19年2月)の一環であるチャレンジ雇用の推進は、一般企業が障害者に一般雇用へ向けて経験を積む機会を提供するものである。
2 障害者試行雇用(トライアル雇用)事業は、精神障害者に12か月間の試用雇用をして事業主への雇用の契機をつくり、一般雇用への移行を促進するものである。
3 障害者の態様に応じた多様な委託訓練においては、都道府県に配置された障害者職業訓練コーディネーターが、委託先を開発し個々の障害者に対応して調整する。
4 在宅就業障害者支援制度は、自宅等で就業する障害者に対して、企業の仕事を容易に受注できるように助成金を支給するものである。
5 就労継続支援事業所は、利用者が就労移行支援にチャレンジするよう促すために、期限を定めた就労機会を提供する。



専門43

職業支援の機関・施設に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 公共職業安定所は、職業紹介を行う場合において、求人者から求めがあるときは、その有する当該障害者の職業能力に関する資料を提供する。
2 障害者職業センターの種類として障害者職業総合センター、地域障害者職業センターの2類型が規定されている。
3 障害者雇用支援センターは、該当する法人の申請により、厚生労働大臣が指定する。
4 障害者就業・生活支援センターは、職業的自立を目指し、専門的な知識や技術を習得させるための職業・生活訓練を行う機関である。
5 国立中央障害者職業能力開発校では、「障害者の態様に応じた多様な委託訓練」事業が行われている。



専門44

精神障害者に対する経済的負担の軽減や支援に関する次の記述のうち正しいものを一つ選びなさい。
1 障害基礎年金の支給を受けるためには、精神障害者福祉手帳を所持していなければならない。
2 「精神保健福祉法」に基づく措置入院した場合、その治療にに要する費用は、全額国が負担する。
3 精神科デイケアを利用した場合の医療費は、障害者自立支援法に基づく自立支援医療の対象となる。
4 精神障害者保健福祉手帳の2級を所持している場合は、所得税の特別障害者控除を受けることができる。
5 自立支援医療の給付証明を都道府県税事務所に提出すれば、通院に使用する車両については自動車税が減税される。



精神保健福祉論・事例問題1

(事例)
Gさん(女性、38歳)は、地方にある教育系大学を卒業後、上京し都内の公立小学校の教員として採用され順調に勤め、28歳の時に結婚した。33歳の時に出産をきっかけにうつ病を発症し、半年間の精神科病院入院となった。退院後は一次復職したが、35歳のときに再発再入院し、夫とも話し合った末に退職した。現在は会社員の夫と幼稚園に通う5歳の子供の3人暮らしである。しばらく精神科デイケアに通っていたが、働きたい気持ちが徐々に強くなり、デイケアのスタッフと相談した結果、ある相談機関の紹介を受けた。そこで対応したH精神保健福祉士は、Gさんの働きたい希望やニーズの確認、職歴や家庭状況を伺い、数回の面接を繰り返し信頼関係を構築しながら、丁寧なアセスメントを実施した。
その結果、Gさんは子育てをしながら働きたいこと、教員の資格を活かした仕事をしたいこと、週10時間から12時間程度なら就労できることなどが分かり、H精神保健福祉士は、育児や家事などの家庭生活と両立しつつも、1年以内には週20時間程度の就労が可能になるような個別支援計画を作成した。この計画の実施のためにさっそく関係機関を連携し、ある事業の活用を図ることになった。(問題45)
その結果、自宅近くの子供学習塾での非常勤講師の仕事紹介を受けた。そこでH精神保健福祉士は、職場面接に同行して仕事の中身や時間の調整をした。その後も、継続して学習塾を訪問し、Gさんが順調に職場に適応し、勤務時間が徐々に週20時間に延長できるように、Gさんと事業主に様々な助言や支援をした。(問題46)
同時に、Gさんは夫の帰りが遅く、家事や育児でストレスをためやすく、身近な相談相手もいないために、H精神保健福祉士と同じ機関に所属しているGさんと同性のI精神保健福祉士が日常生活を分担して支援することとなった。(問題47)
この結果、1年後の現在、Gさんは、子供学習塾で常勤講師として勤務しており、I精神保健福祉士が主たる支援担当者となった。



専門45

次のうち、H精神保健保健福祉士が活用を図ることにした事業として、正しいものを一つ選びなさい。
1 特定求職者雇用開発助成金
2 精神障害者ステップアップ雇用
3 障害者試行雇用(トライアル雇用)
4 職場適応訓練事業
5 障害者の態様に応じた多様な委託訓練



専門46

次のうち、H精神保健福祉士が担った職能として、正しいものを一つ選びなさい。
1 職場介助者
2 障害者職業訓練コーディネーター
3 職場適応援助者(ジョブコーチ)
4 雇用指導官
5 障害者就労支援コーディネーター



専門47

次のうち、H精神保健福祉士とI精神保健福祉士が所蔵する機関として、正しいものを選びなさい。
1 障害者就業・生活支援センター
2 公共職業安定所(ハローワーク)
3 障害者職業総合センター
4 職業能力開発校
5 ファミリー・サポート・センター



精神保健福祉論・事例問題2

(事例)
Jさん(男性60歳)は20歳で統合失調症を発病し、何回かの入退院をっ繰り返してきた。
現在入院しているU精神科病院への入院は、Jさんが40歳の時であった。Jさんは一人っ子であり、この入院の時には両親はすでに離婚しており、父親の同意による入院であった。
その後、Jさんは、家族がいなくなったことや地域生活に向けて支援施策の整備などが十分でなかった等の時代背景により退院の機会を逸し、今年(平成22年)で入院20年目を迎えることとなった。(問題48)
U精神科病院のK精神保健福祉士は、Jさんの主治医から「病状は安定している。生活保護を受給しているので、必要な援助があれば地域での暮らしも可能ではないか」と聞かされていた。しかし、Jさんは「病院での生活にも慣れたし、もういいです・・・」と繰り返すのみで、退院への意欲を見せることはなかった。
K精神保健保健福祉士は、その後、Jさんとの面接を何回も繰り返し、以下のような話しを聞くことができた。
Jさんは「炊事や洗濯、掃除なんかがうまくできない」病気が悪くなったときや健康管理に自信がない」とのことであった。そこで、K精神保健福祉士はJさんに対し、居宅介護サービスの利用を提案した。(問題49)
さらに、Jさんから、「預金通帳や印鑑をどこにおいたか忘れやすい」「一日にいくらお金を使ったらいいか、よくわからない」「電気・ガス・水道代の支払いがうまくできない」との不安も出された。そこで、K精神保健福祉士はJさんに対し、ある社会資源の活用を提案した。(問題50)
その結果、Jさんは不安があるものの、地域での生活に対する見通しを持つことができ、退院に向かって具体的な作業を進めていくことに納得し提案に同意した。



専門48

Jさんが最後に入院した時点での精神保健福祉士の状況に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 通院患者リハビリテーション事業が、社会適応訓練事業として法定化されていた。
2 障害者基本法において、精神障害者が「障害者」の定義の中に位置づけられていた。
3 精神科救急に対応するため、応急入院の制度が創設されていた。
4 福祉サービスの利用に関する相談援助が、市町村を窓口として実施されていた。
5 精神障害者地域生活援助事業が法定化され、第二種社会福祉事業をして位置づけられていた。



専門49

このサービスに関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 一人で通院することが困難な場合、U精神科病院までの介助を依頼することができる。
2 Jさんの障害程度区分の認定は、Jさんの主治医が行う。
3 Jさんのサービス利用料の自己負担額は、軽減措置により月額15,000円が上限となる。
4 サービスを利用するためには、Jさんは障害程度区分2以上の認定が必要である。
5 Jさんは、市町村から指示をされたサービス提供事業者と利用契約をする。



専門50

次のうち、活用を提案した社会資源として、正しいものを一つ選びなさい。
1 運営適正化委員会
2 公証役場
3 住宅入居等支援事業
4 成年後見制度利用支援事業
5 福祉サービス利用援助事業



専門51

精神保健援助技術に関する次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。
1 必要な社会資源を活用や開発する。
2 量的調査データを分析することで、援助活動を検証する。
3 ソーシャル・アドミニストレーションを用いて、利用者の個別支援計画を策定する。
4 市町村障害福祉計画へのかかわりでは、進捗状況を点検し、計画の見直しをする。
5 面接技法の習得によって、精神障害者のニーズを的確に把握する。



専門52

事例を読んで、「苦情解決の仕組みづくり」に関する次の記述のうち、適切なものを一つ選びなさい。
(事例)
新たに立ち上げたV社会福祉法人では、苦情解決を仕組みを整備することとなった。就労継続支援B型事業所に勤務するL精神保健福祉士は、理事であるM弁護士にコンサルテーションを受けながら数人の職員と一緒に法人の苦情解決の仕組みづくりに取り組んでいる。来月からの開始を前に、N施設長が苦情解決責任者となり、L精神保健福祉士は苦情受付担当者となることが決定した。
1 M弁護士に第三者委員を依頼する。
2 透明性を高めるために苦情は記名で受け付ける仕組みにする。
3 L精神保健福祉士は解決・改善までの過程と結果を苦情申出人に報告する。
4 運営適正化委員会の役割を確認する。
5 受けた苦情に関して、第三者委員に相談するか否かはN施設長が決定する。



専門53

事例を読んで、Aさんの退院に向けたB精神保健福祉士の支援に関する次の記述のうち、適切なものを一つ選びなさい。
(事例)
Aさん(女性、32歳)は現在うつ病で入院している。夫の子供への虐待が原因で2年前に離婚し、面接交渉調停の結果、夫は子どもと面会できない取り決めになっている。離婚後はAさんの父親が所有するマンションの一室で5歳になる子供と二人で暮らしていた。現在、両親が子供の面倒をみているが、4か月が経過し、高齢な両親は育児が負担のようである。病院のB精神保健福祉士との面接の度に、「会うと子どもも嬉しそうで、退院して一緒に暮らしたいという気持ちになる」という。しかし、入院前に病状悪化で家事・育児ができない状態となった経緯があるので「子育てにはまだ自信がない」とも漏らしている。そんなある日、主治医から退院を打診された。
1 Aさんの両親に介護保険サービスの利用を勧める。
2 育児放棄も虐待であることを伝え、内省を促す。
3 養育にかかわれるかどうか元夫に打診するように助言する。
4 児童相談所を通じて、一時保護所や児童養護施設の見学を設定する。
5 インターネットで子育て支援に関する情報を一緒に収集する。



専門54

面接技術におけるりフレーミングに関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 利用者が話した内容を肯定的な意味づけに変えて伝えた。
2 利用者がうまく表現できない気持ちを整理して言語化した。
3 利用者が話した内容の中で重要な部分を繰り返した。
4 利用者が黙り込んだので、感情を整理する時間と考え、反応を待った。
5 面接場面をディルームから相談室に変えた



専門55

事例を読んで、C精神保健福祉士がW会を支援した内容に関する次の記述のうち、適切でないものを 一つ選びなさい。
1 地域活動支援センター(以下、「センター」という。)のC精神保健福祉士は、セルフヘルプグループW会の立ち上げからかかわってきた。具体的な支援として、C精神保健福祉士はリーフレットやニュースレターの作成を行っている。また、W会の例会場所として、センターを提供している。近年は、当事者が自己の病いの体験を語るという活動に対して、その発表場所の開拓も支援している。ある日、C保健福祉士は、W会のメンバーから、「語りの活動も増えてきたし、自分たちで運営できるようにしたい」と相談を受けた。
1 語りの活動をセンターの新事業として組み込んだ。
2 メンバーに運営方法のノウハウを提供した。
3 市の広報誌が活用できることを情報提供した。
4 市に対する活動費用助成の交渉方法を助言した。
5 他のグループ活動を一緒に見学した。



専門56

マッピング技法の意義に関する次の記述のうち、適切なものを一つ選びなさい。
1 ファミリーマッピングでは、3世代以上の家族にわたって見られる関係性の特徴や問題の連鎖が把握できる。
2 エコマップは、ライフイベントなどを記載するもので、時間軸で利用者の変化を把握できる。
3 ソシオグラムでは、利用者が属する集団の人間関係あるいは集団構造が把握できる。
4 ジェノグラムでは、家族成員間の相互交流に見られる力関係や問題状況が把握できる。
5 タイムラインでは、利用者とその家族の力動性を把握できる。



専門57

地域援助技術の過程に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 準備の段階では、精神障害者や家族の持つニーズを潜在したままの状態に保つ。
2 事前評価の段階では、地域社会のネットワーク強化、社会資源の整備に取り組む。
3 計画策定の段階では、精神保健福祉士が地域の福祉問題解決のための目標・課題を設定する。
4 計画実施の段階では、地域の社会資源の状態、住民組織化の状況及び住民の意識を把握し、それらの促進・阻害要因を分析する。
5 事後評価の段階では、住民の意識や地域社会の解決能力の変化から、プロセス・ゴールの達成度も評価する。



専門58

チームのアプローチにおける精神保健福祉士のかかわりに関する次の記述のうち、適切なものを一つ選びなさい。
1 チームメンバーとして各職種の専門性を理解しておく。
2 チームの意向で援助内容を決定する。
3 危機対応でも事前にチームの合意を経てから介入する。
4 チームが決めた役割や枠組みを最後まで維持する。



専門59

地域活動支援センターに勤務する精神保健福祉士の社会資源の活用に関する次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。
1 近所のリサイクルショップと提携し、退院する人に安価で家財の提供を受けることとした。
2 大学のボランティアサークルに協力を依頼し、身の回りの困りごとに手を貸してくれるグループを組織した。
3 地域の障害者団体や老人クラブと一緒に、市に対してコミュニティ・バスの運行を要望した。
4 民間の移送業者と連携して、医療を拒否している人を対象に精神科病院への移送システムを立ち上げた。
5 ボランティア活動を希望する精神障害者に、社会福祉協議会などの地域のボランティアセンターへの登録を支援した。



専門60

ライフサイクルに応じた専門的援助に関する次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。
1 児童への虐待が疑われる場合は、最寄りの警察署に通告されることが認められている。
2 不登校の中学生には居場所を確保できるように支援していくことが求められている。
3 摂食障害の青年には、セルフヘルプグループへの参加を支援することが求められている。
4 うつ病で休職するサラリーマンには、社会保障制度の利用支援が求められている。
5 配偶者の先立たれた高齢者には、グリーフワークへの援助が求められている。



専門61

精神保健福祉士が行う就労支援に関する次の記述のうち、適切なものを一つ選びなさい。
1 初回面接では、クライエントの作業能力・適正を評価する。
2 職場探しでは、企業の採用担当者に対して障害特性の説明は避ける。
3 就労訓練では、実際の職場よりも福祉サービス事業所内における作業を重視する。
4 職場実習支援では、クライエントと従業員との双方を支援する
5 雇用へと移行した時点では、フォローアップを終結する。



専門62

事例を読んで、E精神保健福祉士が行う支援に関する次の記述のうち、適切なものを一つ選びなさい。
(事例)
Dさん(男性、55歳)は、統合失調症のため若い頃から入退院を繰り返し、ここ5年間は入院を続けていた。最近は病状も落ち着いており、買い物に人りで外出したりするようになっていたが、多少の浪費傾向もあった。
退院が決定し、Dさんの希望でアパートでの単身生活が始まった。しかし予定されていた精神科デイケアに来所しないため、E精神保健福祉士が電話すると寝ていることが多い。
ようやく電話に出ても「働きに出るからデイケアは必要ない」と取り合わない。
1 成年後見制度の利用手続きを勧める。
2 グループホームへの転居を手配する。
3 アウトリーチによって生活状況を確認する。
4 障害者就業・生活支援センターと連携して就労支援を開始する。
5 再入院を前提に病院内の調整を行う。



専門63

自殺傾向のある人に対する精神保健福祉士の援助に関する次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。
1 自殺を実行しないという約束を交わす。
2 自殺をしたいという気持ちを持ってはいけないと論す。
3 相談できる家族や友人がいるかを確認する。
4 自殺以外に解決法があることを伝え、その方法を話し合う。
5 自殺を実行する危険性についてアセスメントする。



専門64

アルコール家族教室の運営に関する次の記述のうち、適切なものを一つ選びなさい。
1 飲酒している時の対応について、先輩参加者から経験談を聞く。
2 初回参加者には、これまでの経過を全員の前で発表してもらう。
3 飲酒量を減らす方法について、参加者同士で話し合う。
4 酒類の販売規制に関して、行政に働きかけることを提案する。
5 飲酒に関して、家族には問題がないことを参加者同士で確認する。



専門65

精神保健福祉士がSST(社会生活技能訓練)に関する次の記述のうち、適切なものを一つ選びなさい。
1 医療機関においては、患者として役割を意識づけるための機会として活用する。
2 服薬の自己管理に関するモジュールの実施にあたり、ボランティアを導入する。
3 練習課題に取り組む際にモデリングを行い、改善点を明確にする。
4 グループに慣れた段階で、メンバーが相互に計画することをルール化する。
5 メンバーより主体的に練習課題ができない場合は、宿題を課して終了する。



専門66

精神保健福祉士が行う就労ネットワークに関する次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。
1 地域にある就労支援サービスを提供する機関の特色を把握する。
2 地域就労支援システム化を図るよりも、関係機関の特色ある機能を重視する。
3 就労ニーズに合わせたサービスの開発・改善に取り組む。
4 障害者雇用に関心のある事業主のネットワークづくりを支援する。
5 働く精神障害者による集いの場づくりを支援する。



専門67

地域生活支援の視点に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 メンバーシップとは、利用者と専門家との対等な関係性のことである。
2 リカバリーとは、状況によって引き起こされるストレスを減らす方法のことである。
3 コーピングとは、病気や障害を抱えながらも社会的に再生することである。
4 パートナーシップとは、孤立した人が地域の一員として帰属していくことを志向することである。
5 リジリアンス(resilience)とは、人間に潜在的に備わっている復元できる力のことである。



専門68

ケアマネジメントのインテーク場面に関する次の記述のうち、適切なものを一つ選びなさい。
1 専門的な視点からサービス計画を提示し、利用者から同意を得る。
2 信頼関係を構築し、利用者との契約を行う。
3 緊急性のある病状に対してサービス調整を行う。
4 地域の社会資源に合わせてニーズを選定する。
5 事前情報を基に利用者の評価をしておく。



精神保健福祉援助技術・事例問題1

次の事例を読んで、問題69から問題71までについて答えないさい。
(事例)
R市は人口15万人で、障害者福祉施策が遅れていたが、近隣市の影響を受け、ここ数年取り組みが進みつつある。R市には精神障害を主たる対象とする地域活動支援センターIII型と就労継続支援B型事業所の2か所がある。精神科医療機関は、市民病院のクリニックの2か所のみで、隣接市に精神科病院が3か所ある。R市の障害福祉計画では地域移行の目標人数が17名となっているが、1名も退院できていない現状にある。
 今回、R市でもようやく地域自立支援協議会(以下「協議会」という)を立ち上げることとなり、市の障害福祉課のF精神保健福祉士は、協議会の事務局として準備を開始した。(問題69)
 3カ月後に開催された第1回協議会では、活発な意見交換が行われ、設定した時間を過ぎる程であった。議論の結果、3障害を対象とした相談支援事業の実施が打ち出された。その後の検討でR市が地域活動センターI型を「障害者総合支援センターX」(以下「センターX」という)として立ち上げることとなった。Xセンターの職員は、関係機関の連携を強化する意味で、市内の福祉サービス事業所から出向するかたちで勤務することとなった。そこで、これまで精神障害者を支援してきた実績があるNPO法人から、G精神保健福祉士が選ばれ、精神科病院からの地域移行支援も担うことになった。協議会内部にも地域地域移行支援部会が設置された。(問題70)
 その後、Xセンターには就学前の障害児に対するサービス不足、人権に関する取り組みの遅れ、働く場の確保、日々の生活に関する様々な問題など、予想以上に多くの相談が寄せられた。それを受けて協議会では、地域移行支援部会以外にも、発達支援部会、権利擁護部会、就労支援部会、生活支援部会という4つの専門部会を立ち上げることとなった。



専門69

この時点におけるF精神保健福祉士の提案に関する次の記述のうち、適切なものを一つ選びなさい。
1 障害者手帳の取得の促進
2 障害福祉計画の中間評価と修正
3 障害程度区分認定の審査
4 関係機関に対する協議会の指示命令系統の周知
5 協議会委員の公募制の導入



専門70

この時点におけるG精神保健福祉士の取り組みに関する次の記述のうち、適切なものを一つ選びなさい。
1 保証人になることを前提に、不動産屋にアパートの確保を依頼する。
2 3か所の精神科病院を訪問し、R市に住所のある長期入院者名簿の提出を依頼する。
3 協議会の中心メンバーを集め、個別支援会議を開催する。
4 市報を活用し、精神障害者が地域で暮らすことへの理解を求める。
5 退院後の日中活動を支援する協力施設を募り、輪番制で受け入れを委託する。



専門71

これらの専門部会の活動内容に関する次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。
1 R市社会福祉協議会との共催による無料法律相談の実施。
2 救急医療と入院体制の確立に向けた検討会の開催。
3 市民ボランティアを含む支援ネットワークの組織化。
4 障害者雇用を念頭においた企業との懇談会の実施。
5 保育士を対象とした、発達障害児への対応に関する学修会の開催。



精神保健福祉援助・事例問題2

次の事例を読んで、専門72から専門74までについて答えなさい。
(事例)
Gさん(女性16歳)は、中学3年生の時に父母が離婚し、父方に引き取られた。その後、地元にある私立高校(以下、「Z高」という)に入学した。Z校は生徒指導に熱心で、スクールカウンセラーとスクールソーシャルワーカーの双方を配置している。
 Gさんが高校1年生の秋に再婚し、義母をの3人暮らしになった。そのころから欠席が目立つようになり、たまに登校しても保健室で過ごす日々が続いていた。出席日数がぎりぎりだったが、定期試験は保健室で受験し、2年生に進級できた。しかし5月の連休明けから自室にひきこもりがちとなり、昼夜逆転の生活を送っている。
 5月中ころ、中間テストの実施を控え、Z校で学年会議が開かれた。その際の議題の一つに、欠席が多い生徒の話題が出された。それを受け、クラスの担任であるH教諭より「Gさんの欠席が多く、心配している。担任として、何をすればよいか」とスクールソーシャルワーカーとして勤務するJ精神保健福祉士に相談があった。J精神保健福祉士は、昨年保健室で過ごすGさんと何回か顔を合わせる機会があった。そこで、J精神保健福祉士が校長に提案し、校内のケース会議が開催された。(専門72)
 その会議での検討を経て、H教諭とJ精神保健福祉士がペアとなり、家庭訪問の実施を計画した。そして、家庭訪問当日、不安な表情で出迎えた義母は、おとなしく、何を考えているのか分かりづらいGさんに対し距離をおき、常に気を遣っていると訴えた。出張中の父は、義母に「同席できないが、できるかぎりのことはしたい」と伝えていた。J精神保健福祉士は、自室のドア越しにGさんに呼び掛けたが、返答はなかった。(専門73)
 義母の話では、Gさんとの会話はほとんどなく、ひきこもっている自室からは時々物に当たっている様子がうかがえ、自分に対する不満が募っているように感じられ、義母も悩んでいるとのことであった。(専門74)



専門72

次のうち、この会議のメンバーとして適切でないものを一つ選びなさい。
1 学年主任
2 養護教諭
3 生活指導教諭
4 PTA役員
5 教頭



専門73

この場面におけるJ精神保健福祉士の対応に関する次の記述のうち、適切なものを一つ選びなさい。
1 「私も一緒にいくから」と精神保健福祉センターの見学を勧める。
2 「Gさんの声を聞くまでは帰れない」と自室ドアの外で待つ。
3 「また来るので、気が向いたら顔を見せて」と声を掛ける。
4 「精神保健福祉相談員に連絡を取らせて欲しい」と話す。
5 「フリースクールが近くにあるから」と自助グループへの参加を促す。



専門74

訪問後、J精神保健福祉士が行う援助に関する次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。
1 父との面接を設定する。
2 Gさんの支援計画案を作成する。
3 義母の心理的支援について、スクールカウンセラーに協力を依頼する。
4 手紙や電子メールなど、Gさんとの連絡手段を検討する。
5 思春期を専門とした医療機関を探し、医師に往診を依頼する。



精神保健福祉援助技術・事例問題3

次の事例を読んで、専門75から専門77までについて答えなさい。
(事例)
地域活動支援センターで働くN精神保健福祉士は、複数の利用者から同居家族との関係で生じるストレスについて相談を受けていた。N精神保健福祉士は、グループを活用することで家族との向き合い方を互いに学び会えるのではないかと考え、家族と同居している利用者に声をかけてみた。数名から「ぜひ参加してみたい」との希望があり、早速センターの活動プログラムとして実施してみることとした。
 第1回のセッションでは7名が参加した。まず、N精神保健福祉士がグループの主旨として家族との生活について皆で話し合っていく場であることを説明し、参加者一人一人に自己紹介を兼ねて自分がグループに参加した理由を話してもらった。
 一通りの自己紹介の後、最初にFさんが「私の家は、お父さんが去年倒れてお母さんと面倒をみているんだけど、とても大変。お母さんも歳だからあまり無理させられない」と話した。続いてGさんが「うちは、10年前に父親が亡くなって母親と暮らしてる。母は今のところ元気だけど、将来のことを考えると心配でね」と不安を訴えた。兄家族と同居しているHさんは、「うちなんか、何かあるとすぐに兄が入院しろって言うから参っちゃっうよ」と語った。Hさんの言葉を聞いて、それまで黙っていたIさんが「私も両親が亡くなって、兄さんの家族と暮らしてます。でも、いろいろ気を遣ってね」と話しだした。しかし途中でHさんが「Iさんの兄さんたちは、親切なんだからそんな贅沢言っちゃ駄目だよ」と口を挟み、Iさんは黙ってしまった。(専門75)
 N精神保健福祉士の働きかけで、再び参加者同士の話が続けられた。しばらくして、Jさんが「家族に病気のこと言われると辛いよね」と話すと、他の参加者も同じ思いを語りだした。しかし、次第に話題がそれぞれの病状や治療についての話に移ってしまった。(専門76)
 その後2回のセッションが実施され、参加者同士がお互いの思いを語り合えるようになると,徐々にグループとしてのまとまりが見られるようになった。(専門77)



専門75

この場面でのN精神保健福祉士の対応に関する次の記述のうち、適切なものを一つ選びなさい。
1 Hさんに対して注意する。
2 Hさんの家族状況について話を聞く。
3 参加者にHさんの発言を聞いてどう思うか尋ねる。
4 IさんがHさんに反論するように促す。
5 まだ発言をしていない参加者に発言を求める。



専門76

この場面でのN精神保健福祉士の対応に関する次の記述のうち、適切なものを一つ選びなさい。
1 これまでの話の要点をまとめて参加者に伝える。
2 病気について参加者に説明する。
3 テーマの変更を提案する。
4 グループのリーダーを指定する。
5 グループのゴールを変更する。



専門77

この段階でのN精神保健福祉士が行うグループの運営に関する次の記述のうち,適切でないものを一つ選びなさい。
1 グループの目的を改めて明確にして参加者の意思確認をする。
2 家族状況や問題の共通点や相違点に目を向けられるように支援する。
3 グループ内での参加者個人の具体的な目標を理解する。
4 参加者同士がグループ経験を振り返り、そこでの成果を評価する。
5 グループに役立つような資料や情報を用意しておく。



精神保健福祉援助技術・事例問題4

次の事例を読んで、専門78から80までについて答えなさい。
(事例)
Aさん(男性65歳)は、19歳の時に職場の人間関係に悩み、不眠状態が続いていた。
ある日、交通事故で救急病院に入院するも、幻聴による自殺行為であったことから精神科病院に転院となった。その後も就職しては、幻聴に悩み入退院を繰り返している。55歳時の入院直後に両親が亡くなり、現在まで長期化している。交通事故の後遺症として、下肢機能の低下があるが歩行は可能である。
 病棟でのAさんは、他の入院者との交流はなく、ベットで日記や俳句を書いていることが多い。最近、隣のベットのBさんが退院し、近くのアパートに入居した。BさんはAさんと同世代で、俳句仲間だった。Bさんの後に、ラジオ好きのCさんが入院してきた。Aさんはそのラジオの音が気になり、Cさんと口論することがあった。
 このような中で、Aさんの病院で地域移行支援プロジェクトが実施されることになった。M精神保健福祉士がAさんの病院の意向を確認すると「退院ね・・・。足さえ自由になれば退院できるんだけどね。ラジオの音はうるさいし・・・」と返答した。(専門78)
 その後、Aさんの退院に対する動機が高まり、M精神保健福祉士に「退院もいいですね。今まで料理をしたことがないので、その不安が出てきましたけど・・・。退院できたら、書き溜めた日記をまとめて、自分史を書いてみたいです」と話した。それから、Aさんの退院に対するM精神保健福祉士の支援が始まった。(専門79)
 1年後、Aさんは退院し高齢者住宅に入居した。1ヶ月が経ち、M精神保健福祉士がAさん宅を訪問すると、Aさんは「ここは静かですよ」と笑顔で応じ「なんとか自分史を書きたいと思っているんです」と続けた。そして、Aさんは「ありのままの自分を表現してみたいんです。Mさんも力を貸してくれますか」と述べた。
 支援の結果、書き始めた自分史には、発病当時の戸惑いや入院中の思いから、BさんやM精神保健福祉士との出会い、地域生活での期待等が綴られていた。(専門80)



専門78

次の記述のうち、この時点におけるAさんの退院に対する動機を高めるM精神保健福祉士の支援として、適切なものを一つ選びなさい。
1 Cさんとの関係をよくするため、病棟のSST(社会生活技能訓練)への参加を促す。
2 Bさんのアパート暮らしを見学させてもらう。
3 「元気回復行動プラン(WRAP)」の作成を退院の条件にする。
4 不動産会社に同行して、退院先の物件を契約する。
5 下肢機能の回復を目指して、リハビリテーションを勧める。



専門79

次の記述のうち、この時点におけるAさんへのリカバリー志向の支援として、適切なものを一つ選びなさい。
1 地域への文芸誌への投稿を勧める。
2 病院の食堂で、過渡的雇用を実施する。
3 病状の安定のためのマネージメントを担当する。
4 デイケアの就労プログラムへの参加を提案する。
5 退院者のセルフヘルプグループを紹介する。



専門80

M精神保健福祉士のナラティブアプローチに基づく対応に関する次の記述のうち、適切なものを一つ選びなさい。
1 病の語りを無条件に傾聴する。
2 経験してきたことを意味付ける。
3 語りからライムラインを作成する。
4 自己への見方の変化を期待する。
5 歴史的事実をカルテから確認する。