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テレビ

テレビは、目と耳という、人間にとって最も影響力の大きい、情報伝達する大きな部位を同時に占領して脳に働きかけてきます。さらに一回限りで一方的な情報をいやおうなく受け止めさせられます。ただ受け止めるだけなので、考える力が麻痺していきます。

テレビは、短時間で物語を簡潔しなければならないので、単純な筋書きであることが求められ、考えないとわからないような番組は視聴率が取れないので、放送されないのです。

考えることを奪うテレビの番組を見ながら育った学生は、どうなるでしょうか。
現代は、大学で習った知識だけでは、太刀打ちできません。ましてや知識はインターネット上にごろごろところがっています。
今の社会で求められるのは、問題点を自分で考え、自分で解決する力です。
その力を養うには、脳を訓練しなければなりません。

ところが、テレビで育った人は、「何をどう考えたらいいかわからない」という事態に陥ってしまいます。他人から言われないと行動できない「指示待ち族」なのです。
テレビで育った人は、他人の受け売りに従って行動してしまい、軽薄で幼稚で自主性がなくなってしまいます。

「テレビは一億の日本人を総白痴化する」

社会評論家の大宅壮一が生み出した流行語です。
テレビを長時間見た後に、感じる感覚が、白痴化の感覚なのです。

02責任

責任を転嫁

責任の原因が自分にある場合は、脳はフル回転で活動します。
責任を他人に押し付けたり、転嫁したりする人は、その時点で脳は働きを停止します。
責任を回避したり、転嫁したりすることが続くと、恐ろしいことに人の脳は退化していきます。

03不平

不平ばかりを言う

不平を言っている間は、ニューロンのネットワークは停止していて、次第に退化していきます。
不平は本人にとってマイナスであるばかりでなく、他人に不快な思い与え、他人の脳の活動まで低下させます。

04悲観

悲観 あきらめ

失敗、失恋、落第すると、人は、悲観してしまいます。時には前途に絶望することもあるでしょう。しかし、悲観や絶望は、せっかく前頭葉の前半分が前向きに思考をめぐらせているのに、それを全て見放すことになります。

そんな時は注意力を転換しましょう。
朝起きて、顔をあらって、体操して、食事をする。
毎日の習慣は変えずにやり続けて、その習慣に注意を払います。
寝る前に音楽を聴いて、音楽を消して目を閉じる。
習慣がなくても、小さなことを繰り返して、その繰り返しに注意を払います。
注意力を転換すると悲観や絶望を思いつづけることから逃れることができます。

参考文献:脳を育てる 高木貞敬著