追い込まれた新六(しんろく)その2

こんにちわ、喜屋カンナです。
(追い込まれた新六(しんろく)その1は、1つ前の投稿を参照してください)

商売の成功には、コツがあるのでしょうか?それとも才能?
「日本永代蔵」に登場する新六は、京都の大店(おおだな)の若旦那でしたが、不始末を起こしてしまい、父親に勘当となる。江戸をめざした新六は、品川(しながわ)で三人の浮浪者と出会います。

ーーーー
三人の浮浪者は、新六の身の上話を聞くと、口を揃えて江戸行きを諌めます。
江戸はの日本中から賢い人が集まっているので三文の銭だって簡単に儲けさせてくれない。今はただ金が金を生む世の中だというのは、資本を持たない貧乏人は儲けることなどできない、ということです。これは現代にも通ずる言葉です。

それでも京に戻ることができない新六は、江戸で生きていくために三人の浮浪者に「何か商売の工夫はないものだろうか」と尋ねます。彼らが新六に教えた商売の工夫は三つ。
捨てられている貝殻を拾って石灰を作るか、刻み昆布か花鰹(はなかつお)を削って量り売りにするか、一反(たん)続きの木綿(もめん)を買って手拭いの切り売りをするか、というものでした。

つづく
齊藤孝「最強の世渡り指南書」より
ーーーー

三つのアイデアは、当時どれも、需要はあったものの、そんなには儲からないんでしょうね。だって、儲かるんだったら、そのアイデアを出した浮浪者本人が、商売してますよね。
でも、三人は、新六にアイデアを出してくれました。さて、新六はどのアイデアを選んだでしょうか。
画像の説明