生きていくことの意味ってあるの?

■どんな時にも、人生には意味がある

どんな時も、人生には、意味がある。
なすべきこと、満たすべき意味が与えられている。
この人生のどこかに、あなたを必要とする”何か”があり、
あなたを必要とする”誰か”がいる。
そしてその”何か”や”誰か”は、
あなたに発見されるのを”待って”いる。

■人間の生死の意味は宇宙の自己進化の流れの中にある。

宇宙には”自己進化の力”が働いている。
そして人間は、みずからが宇宙の自己進化の働きの一部であることを自覚しつつ、
その使命を果たすことのできる唯一の存在。
つまり、私たち人間は”宇宙がみずからを見る眼”。
私たちの生死を通じて宇宙が花開き、
宇宙の意味が生成していく。

■弱音を吐き、助けを求めるのも、一つの生きる”能力”である。

辛くなったら、”弱音”を吐こう。
小さな見栄やプライド、世間体にこだわっていないで、
まわりの人に助けを求めよう。
早めに”弱音”を吐き、”人の助けを求めること”は、
この困難な時代をタフに生き抜いていくのに必要な”能力”である。

■弱い私。ぐずな私。どんな”私”も大切な私

あれも自分。これも自分。
私の内にはたくさんの”うちなる自分”が住んでいる。
そして、いろいろなことを、
私に聴いてもらいたがっている。
できる範囲でかまわないから、
”うちなる自分”の声に耳を傾けてあげよう。

■悩みや問題は人生の大切なメッセージ

病やからだの症状。
やめたくても、やめられない病。
人間関係のもつれや夫婦の不和・・・。
私たちを手こずらせている種々の”問題”や”悩みのタネ”。
しかし実は、それらはどれも、
人生のプロセスが必要だから運んできてくれた”意味のある出来事”。
そうでもしなくては気づくことのできない、
人生の大切なメッセージを運んできてくれる”人生の先生”。

■人間関係のトラブルは”もう一人の自分”の仕業

悩みのタネの”困った人たち”。
けれど、人生にはつきものの”困った人たち”。
人間関係の問題ほど、
人生で”悩みのタネ”となりやすいものはありません。
しかし、”困った人”は実は、
私たちが認めたくない、私たち自身の一部。
人間関係の問題を、
何か大切なことを学べる気づきのチャンス、
学びの機会に転じていこう。

■”病気の気持ち””症状の言い分”に耳を傾ける

ガンなどの、重い病。
頭痛、肩コリ、喉の痛みなどの慢性の症状。
酒、タバコ、パチンコなどの”やめたいけど、やめられない病”。
これらは実は、私たちに、
そうにでもならなくては気づくことのできない、
大切な何かを教えている。
”病気の気持ち””症状の気持ち”になって、
その”言い分”に耳を傾けよう。

■昏睡状態は、人生をまっとうする最後のチャンス

コーマワークとは何か。
それは、昏睡/植物状態にある人とおこなう心理療法的な”対話”。
”死のプロセス”をまっとうし、
人生を完成させるための心理学的援助。
死へ向かうか、この世に戻ってくるか、
その決定をおこなうのは、昏睡状態にある本人。

■この世で宿題をぜんぶすませたら、私たちはからだを脱ぎ捨てる

地球に生まれてきて、あたえられた宿題をぜんぶすませたら、
もうからだを脱ぎ捨ててもいいのよ。
からだは、そこから蝶が飛び立つさなぎみたいに、
たましいをつつんでいる殻なの。
ときがきたら、からだを手放してもいいわ。
そしたら、痛さからも、
怖さや心配からも自由になるの。

諸冨祥彦「生きていくことの意味」より

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