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ウオーキングが健康をささえる!
それでは、日曜日のうんちくをどうぞ!
日曜日のうんちく
1日20分のウオーキング
脳内の三大神経物質といえば、
1.ドーパミン
2.ノルアドレナリン
3.セロトニン
である。
ドーパミンとは、快感を司る神経物質で、喜ぶことで活性化されるが、ノルアドレナリンは不快感を司る神経物質で、悲しむことで活性化される。
であれば、ノルアドレナリンはいらない! 喜びだけあればよい!ドーパミンだけでよい!
となりそうだが、
そうなると、快感を限りなく求めて、歯止めがかからない。
たとえば、酒ばっかりのんでアルコール中毒になってしまう。
それを防ぐのが、セロトニンだ。
ドーパミンにも、ノルアドレナリンにもストップをかけて、安定させるのがセロトニンである。
さて、セロトニンが不足するとどうなるか?
些細なことにイライラしたり、しまいにはキレたり、ひどくなるとうつ病になったり、不眠症になったりする。
なぜセロトニンが不足するのか!
それは、
① 高齢による身体機能の衰え
② 太陽の光がたりない
セロトニンは、高齢になると自然に不足していくので、なんらかの方法で補給する必要がある。
また、セロトニンは、日光の影響を受けて活性化する。
どうやってセロトニンを増やせばよいのか?
それは
① 朝起きて太陽の光を浴びる
② リズム運動をする
朝日を浴びると、セロトニンが増える。
また、リズムに合わせた適度な運動をするとセロトニンが増えるのである。
たとえば、リズムに合わせて歩くの効果的である。
朝20分のウオーキング
歩くテンポに合わせて、
「すって、すって、はいてーーー」
「ふぅっ ふぅっ は~~、ふぅっ ふぅっ は~~」
リズムをとりながら歩くと、セロトニンの分泌量が増えるのである。
セロトニンの分泌量が増えると、心が落ち着いて、さわやかな気分になり、集中力が高まる。
1日に20分歩くことを続けると
- →歩くのが苦痛でなくなる
- →基礎代謝が上がる
- →おなかのまわりの体脂肪が燃焼する
- →体が引き締まる
そしてウオーキングの後は、
- →血圧が低下する
- →中性脂肪が減る
- →超悪玉コレストロールが減る
それだけではなく、
- →インスリン分泌量が増える
- →血糖値が下がる
つまり、糖尿病の予防にもなるのだ。
1日20分のウオーキングは健康の源、習慣にしてしまえば、怖いものはない。
脚に自信あり
三津田富左子著「60歳からのシンプル満足生活」より
話は娘時代にさかのぼるが、女学校は、父の勤めの関係で金沢の第二高等女学校に入学した。
当時、第一高女は老舗で古めかしく、第二高女のほうは華やかな印象があった。
この女学校での五年間、わたしはトラックでランニングの選手として、50メートル、100メートル、200メートル、そして400メートルリレーで、つねに快勝一位の栄冠に輝いたものであった。
このときの脚の運動が、老人になっても強みになっている。
おまけに、健脚が自慢だったものだから、50歳を過ぎてからも、どこへ行くにも、とにかく良く歩いた。
駅の階段や、だらだら坂などものともせず、早足でスタスタ歩くのだ。
15分や20分の距離を歩くのは、どうということはない。車も自転車もない生活だから、手時かな交通手段は自分の脚なのである。
こうして脚を鍛えたからこそ、90歳を過ぎたいまも、好きなところにバス旅行に出かけられるのだと思っている。
若いうちから心がけて、なるべく歩くようにしたほうがよい。
歩くことから、いろんな可能性が生まれるのだ。
そのチャンスを逃す手はないのである。
よろこぶや