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評価することはいいことか?
評価することが一辺倒だったら、入試のように点数だけが評価だったら、良いとはいえないかも?
それでは、日曜日のうんちくをどうぞ!
日曜日のうんちく
評価することされること
アメリカ式だと、やたら人間を評価してインセンティブを与え、給料に反映させますけど、競争社会にはいい面もありますが気をつけないと、創造性の自由を奪ってしまいます。
人間の創造性というのは、制限を受けた中ではでてこないんです。
有能な人間は、競争社会の中でないと生まれてこないと考えられています。
競争社会はよいと思いますが、その際、人間を評価するという行為は、すればするほど管理するだけになってしまいます。
いくら営業成績があがったとしても、仕事のやり方に違和感が覚える場合があります。
たとえば、結果主義で給料を決めていくと、会社全体にしてみれば売り上げが下がっていくことが多いのです。
市場が成熟していないときなら、体力勝負の営業も効果的です。片っぱしから訪問して販売していくというやり方です。
その際、そうゆう方法が得意な人は成果主義の恩恵を受けられますが、そうでない人は報われません。
ところが、そうゆう報われない人の中に創造性の高い人材というものはいるものです。
ですから、創造性の芽を摘まないためにも、評価のしかたというのは注意しなければならないのです。
目先の営業成績だけにこだわるから、社員も目先のことしか興味を示さなくなるのです。
結果主義をいうのは、やり方を間違えると、長期的な展望が持てない人間を育ててしまうことになります。
当面はよくても、市場が成熟してきたとき、また景気が変わったときに次の一手を持っていなければ、会社はダメになっていきます。
バブル期は結果主義で、証券会社では成績がいいと若くても何百万というボーナスをもらっていましたね。その中にいると異常な状況だとはだれも思いません。
さて、
みんなが浮かれている時に最悪の状況を想像するのは難しいものですが、先のことを考えていることは重要なことです。
自分に向いている仕事はなにかを考えるのです。
すると、充実感を求めるようになります。
なぜなら、仕事にはどうしても充実感が必要だからです。
自分の仕事がお金だけのためでないと気がつくと、人のために時間を使いたい、そんな仕事をしたいと思うようになります。
競争し、評価していくと、お金を稼ぐこと自体が目的になって、何のために仕事をしているのか、仕事のよろこびとは何かがわからなくなってしまいます。
とどのつまり、仕事は、楽しくやれること。
それが重要なのです。
多くの成功者も、それを非常に重要なものと考えています。
いいものを作っている時、新しいものを開発している時、時間の経過も忘れ、寝ることすらの時間が無駄だと思うようになり、お金のために仕事をしているという実感が全くなくなります。
人間の意欲というものは、目の前に目標というニンジンをぶら下げると走りだすんだと、間違われて理解されています。
たしかにそれでも走りだしますが、それではニンジンが与えられなくなったときに、走るのをやめてしまいます。
それに、ニンジンは食べられるだけの量しかないものです。
自らの力で走り続けるには、内的な意欲が必要になります。
内的意欲が生み出す可能性は無限なのです。
内的意欲は、残念ながらニンジンでは湧いてきません。
つまり、内的意欲で、ドーパミンが自然と脳の中に出てくるようにするということです。
引用文献:人生を変えた10日間 米山公啓(医学博士)
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