ようこそよろこぶやへ
よろこぶやは、じいさんばあさんを応援します。
大人になって、英語の勉強をしてもなかなか上達しません。
なぜでしょうか?
今週は、英語の学習についてです。
それでは、日曜日のうんちくをどうぞ!
すでに言語の学習適齢期を過ぎている?
それぞれの器官のそれぞれの発達時期決まっています。
言語を習得するには、その学習に適切な時期があるとことです。
8歳から13歳くらいまでが、母国語としての言語の習得時期となります。
人間の脳は、その年齢までは、どんな語学であっても、何の抵抗もなく受け入れて
苦労もせずに学習します。
バイリンガルと言われるような人たちは、13歳くらいまでを外国で過ごしている場合が多いのです。
幼い時から、海外で生活して英語が生活の中にあると、初めて聞いた英語のフレーズに対して
脳は想像して、その意味を考えます。
これを幼い時に繰り返すのです。
知らない単語を聞いて、脳が想像して、また違う場面でその言葉が出てきて、
脳が以前想像した解釈と照らし合わせて、その意味を判断し、学習していくということを繰り返しているのです。
そのような学習の方法を繰り返すと、英語を土台にした英語脳ができていきます。
英語を日本語に訳して、その内容を脳が理解するのではなく、英語そのもので脳が理解する英語脳ができあがるということです。
しかし、言語の習得時期に日本語を習得した私たち日本人は、日本語脳になってしまっています。
日本語脳が、英語を学習するということになります。
日本語脳の英語の学習方法
幼い時から日本語を聞いて、日本語を土台にした脳ができている場合は、脳は日本語で解釈して理解しようとします。
英語の単語の意味を日本語に翻訳し、日本語で英語の意味を覚えるという作業です。
単に覚えるという記憶の作業ですので、たいへんな労力と努力が必要になります。
英語脳の学習方法
日本語脳学習とは違って、英語脳の学習は、
わからない英語の言葉を脳が想像して考える。
また違う場面でその英語の言葉を聞いて(または見て)その意味を想像する
という繰り返しを何度もして、脳がその言葉をいろいろな場面の使い方から
その意味を想像し、理解していく方法です。
実は、この方法で言語習得期(幼いころ)に言語(母国語)を学習していたのです。
大人になっての言語学習が身に付かないわけ
日本語脳の言語の学習は、記憶という大きな労力が必要となる、単語ばっかりの記憶は、
脳がすぐに飽きてしまって、長続きしないのです。だから、英語が身に付かないのです。
英語脳は簡単に作れるのか?そんなにうまくいくのか?
それに引き換え、英語脳は、記憶するのではなく、意味を想像していく方法ですので、
言語の習得まで時間がかかるようです。
ただ英語を毎日聞くだけで、脳が意味を想像して理解していくのかどうかをカンナが実験してみることにしました。
成果があるかどうか?楽しみです。
よろこぶや