物忘れ

画像の説明

人間誰しも年を取ると、物忘れが始まります。これは誰にでも自然に起こる現象でなんら心配する必要はありません。
若者も年取った人も同様にものを忘れますが、若者の脳にはそれまで生きた年齢に比例した記憶があるのに比べて、年取った人の記憶の蓄積量はその比ではないのです。
例えば、100の記憶の中から、1つの記憶を探すのと、10000の中から1つの記憶を探すのでは、困難さがまったく違う。お年寄りにとって思い出せないことがしばしばあっても、しかたがないことなのです。

さて、
物忘れが心配で医者に見てもらい、アルツハイマー病と診断された方がいます。結構たくさんいらっしゃるようです。
普段、ゴルフを楽しみ、料理も得意な人だったのに、突然アルツハイマー病ですと言われれば、ショックで何事も手につかなくなってしまうのは当たり前です。
でも、本当にアルツハイマー病になって痴呆になったのでしょうか?

こんなときは、他の病院でも見てもらうのが一番です。セカンドオピニオンを聞いて、自分の病気を十分理解するのが先決です。

最近物忘れがはげしくなった。
覚えたことを15秒も立つと忘れてしまう。ということがあっても、痴呆ではありません。

では、痴呆の始まりとは何でしょうか?
その日や、一週間をどのようにして過ごすか計画が立てられない。
人に指示を出しえてもらわないと何をすればよいかわからない。
3つ以上の仕事がてきぱきとできない。
など、
ロボットのようになっている人は、痴呆の始まりです。

痴呆になったのかなと思い悩むこと自体、痴呆ではないということなのです。

アルツハイマー病と診断された62歳の方は、他の先生に診てもらい、アルツハイマー病ではなく、海馬が萎縮したことによる、健忘症でした。
痴呆と健忘症では、話が違います。

なぜ海馬が萎縮したのでしょうか。

この方は、寝た状態で無呼吸になる睡眠時無呼吸症候群でした。
寝ている間に1分程度の無呼吸が40回もあったのです。
このことによって、海馬が酸素不足になって、破壊されたのです。

脳に酸素が十分に供給されない状況にいつもいる方は注意してください。
海馬が酸素不足で破壊されているかもしれません。

よろこ