海馬とロンドン市内のベテランドライバー

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年と共に記憶力が衰えてきたと感じるが、記憶力はほんとうに年をとることと関係しているのだろうか?
年とともに脳細胞が減っていくので、記憶力が落ちるのも仕方ないかと納得していたが、
どうやら脳細胞は増えるところもあるのである。

脳の奥にある、古皮質の海馬では脳細胞が増えることがわかった。
海馬は記憶をコントロールする場所で、脳細胞の増殖は記憶に関係している。

海馬の記憶に関して、世界で活躍している科学者の研究を見てみると、

① 米・ルツガー総合大学 ソアーズ教授 2004年8月 「神経科学雑誌」
ネズミの実験。物事を学習すると海馬の神経が増殖すること、記憶テストが良かった場合ほど多くの新たな神経が生まれたことを発見した。

② ロンドン大学 マグアイアー教授   2000年8月 「米国科学アカデミー紀要」 
ロンドン市内のドライバーの海馬の大きさを調査。その結果、ベテランドライバーほど、海馬の大きさがおおきかった。
ベテランドライバーはロンドン市内の複雑な道を正確に多く記憶しているので、海馬での脳細胞が多く増殖し、
海馬が大きくなったのではないかと推察される。

③ 米・プリンストン大学 グールド教授 2001年5月 ネイチャー
ネズミの実験。ネズミの海馬の神経から増殖能を奪ったところ、著しく記憶力が低下した。

これらのことから、海馬に記憶が密接に関係していて、海馬神経を増殖させれば、記憶力が高まるということになる。

では、どのように海馬神経を増殖させるか。

とにかく勉強する!?もその方法の一つだが、

ネズミの場合は、
飼育箱に回り車やはしごなどの遊び道具をいれると神経増殖が活発になる。

人間では、適度なランニング、食べ物をよくかむ、社交の場にでる。などが考えられる。また、
マンネリを避けて適度な刺激のある日常生活をこころがけると海馬の神経は増殖するらしい。

ロンドン市内のベテランドライバーは、海馬が大きかったらしいが、私は方向音痴なので、海馬は小さいに違いない。

ジョギングをしよう。

よろこ