気持ちが落ち込んだ時には、続けて3日間10時に眠りなさい
フー 人は、悲劇のヒーローが好きだね。たとえば人は病気自慢するだろ。たとえばさあー
- 「おれは、糖尿病で何度も入院したんだ。○○病院の看護婦はよくないね。糖尿病のこと何にもしらない。前なんか、インシュリンを打ってしばらくすると体の具合が少しおかしくなった。低血糖になったんだ。いつものことかと思いそのままにしておいた。ところが冷や汗がでてくる。すこしやばいなって思ってナースコールを押した。
- なかなかこない。しかたないので何度もナースコールを押した。
- 若い看護婦が来て、「どうされましたか?」って聞くから
- 「なんでもいいから、甘いもんもってこい。」って言ってやった。こちとらもう必死よ。冷や汗は出てくるし、震えはとまらない。(インシュリンの量はいつもと同じ。おかしいな。どうしてだろう?そうだ、わかった!食事を抜いたからだ。ずっと食欲ないし今日は食べてないや。)
- こりゃやばいなと思った。
- やばいな。ほんとに。って思った。
- しばらくして、若い看護婦は、飴をもってきた。
- 「おれに、あめしゃぶれってかあーー?これじゃ間にあわねーじゃないか!!!おまえ、ばかか??おれを殺す気か?」
- 「とにかくお湯に砂糖を溶かしてもってこい。はやくしろ。はやく!!」意識がすこしずつ遠くなって行くのが感じられた。
- あの看護婦何考えてんだ。
- 待てど、なかなかこない。
- やっと、砂糖を溶かしたお湯をもってきた。
- それを一口飲もうとした。
- 「あつっ!!っ」って口をやけど。
- 「おれを殺す気かああああああーーーー」
エコ 看護婦が、お湯に砂糖を溶かして患者に持っていったら、熱くて飲めなかったっていうは話ですね。自分がわるいんじゃないんですか?お湯は熱いんです。
エコ そういえば、人は睡眠時間が短いことを競います。
「昨日、5時間しか寝れなかったよ」
「そんなに寝たんだ?僕は3時間だよ。心配ごとがあって眠れないんだ。仕事がいそがしくなったら、寝る時間がなくなっちゃうよ。」
このような会話が、どこでも聞かれます。先輩が後輩に対しておれは大変だってことをアピールしてます。
エコ 寝ることは大切です。2004年「サイエンス」に掲載された記事を紹介します。
「睡眠の質は、家計状態や夫婦関係よりも、日々の幸福感に影響を与える。」
エコ 毎日を気持ち良く過ごすには、給料が少ないとか?貧乏だとか?さらには、夫の機嫌を取ることよりも、(妻の機嫌を取ることより)よく寝ることのほうが大事だということです。
アーユルヴェーダ(インドの伝統的な学問:医学、生活の知恵、生命科学、哲学)には、
「真夜中前の一時間の睡眠は、真夜中過ぎの二時間の睡眠より価値がある。」という教えがあります。
日本のことわざ「早寝早起き病しらず」に通じるものです。
アーユルヴェーダの医師の教えは、
「気持ちが落ち込んだ時には、続けて3日間10時に眠りなさい」
です。
フー そんなにはやく寝れるわけないじゃん。できるわけないでしょ。むりでしょう。
エコ 10時に眠りに就くことを最優先にするとできます。(50歳過ぎた人は、確実にできます)
これを実行すると3日後には世の中が変わって見えます。
身体にエネルギーが満ち溢れるようになります。
明るい自分が見つけられます。
よろこぶや