敷地100回
エコ:
現場100回捜査は、刑事の基本。
刑事ドラマではベテラン刑事がよく口にすることばです。
これは、現場に何度も足を運ぶことによって、
小さな手がかりも見逃さない、
それまで気づかなかったことが、事件解決の手掛かりになったりします。
ですから
捜査が行き詰まったら、現場に何度いきなさい。ということです。
フー:
そんなのドラマの話でしょ。
現場に何度言っても何も手がかりが見つかりなんかしない。
そんな簡単なものではない。
ドラマ ドラマ!
エコ:
さて
現場100回捜査と同様に、建築の世界でも、
敷地100回と言います。
設計のコンセプトに行き詰った建築家が、
敷地に何度も足を運び、
敷地からヒントを手に入れます。
敷地には、それぞれの独自の特徴があり、
環境によって作られた秩序があります。
その敷地の秩序を読み取るのです。
道路から敷地がどのように見えるのか?
敷地から何が、どの方