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今日は、記憶の話です。

踊りが踊れるということも記憶の一種です。

踊ることができるということは、動きを覚えているということですので、漢字を覚えるということとは少し異なるのですが、記憶しているということに他なりません。

今週は、踊り(ダンス)の話です。

それでは、日曜日のうんちくをお楽しみください。

日曜日のうんちく 

振付記憶実験

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振付師に振付を教えてもらうという実験を行いました。

いずれもプロのダンサーに短い振付を「一回」だけ説明してもらって、記憶するというものです。

第1実験は、半数のダンサーに、頭の上に手を置いて体を動かさないようにして振付を憶えてもらい、残りの半数は、いつものように憶えてもらうようにします。

また、振り付けは、前半と後半の2回行います。

振付を憶えていたかどうかの成績は、以下の通りです。

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(数値は%です)

前半では、動き拘束群(頭の上に手を置いて体を動かさないようにして振付を憶えたダンサー)と、動き自由群(いつものように憶えたダンサー)との成績の差がでましたが、後半では、差が出ませんでした。

つまり、体を動かさなくても、拘束されていることに慣れてしまえば、記憶することに差がなくなるということです。

では、第2実験です。

第2実験では、両方のグループに、プロダンサーの振付を見る間、「ダダダ」と言い続けてもらいます。

結果は以下の通りです。

画像の説明

第2実験によると、前半では、動き自由群も動き拘束群も成績は悪いのですが、後半になって動き拘束群がすこしよくなります。

しかし成績は、0.4どまりです。

第1実験と比較すると、あきらかに成績が悪いのです。

身体運動の記憶において、言語情報(ダダダという妨害)が大きな影響力を持っているということです。

             引用文献:記憶の心理学 非言語情報の記憶 原田悦子


言葉って記憶に対して、影響力が大きいんですね。

ところで、放送大学では、1月24日から2学期の教養学部単位認定試験が始まります。

振付記憶に関連した問題が出題されるといいんですが? 

出題されますように!



よろこ