化粧をすれば、別人格

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朝起きて食パンがないとき、パン買ってきてと妻に頼んでも、化粧していないので外に出られないという。
誰が見ていると言うことでもないのにと思いながらも、そんなもんかと思う。

化粧することで仮面をかぶり、別人格にならないと、外に出かけられないと言うことらしい。
さて ほんとうか?

32人の顔見知り(同じ会社)女性を対象として行った実験がある。
化粧をした顔と素顔の写真を撮影して、自分と他人の化粧した写真と素顔の写真を2秒間見せて、
その時の脳の活動をfMRIによって(脳の活動に関連した血流動態反応を視覚化する方法)記録する。

①自分を見たときの脳の特徴的データ
②他人を見たときの脳の特徴的データ
③自分の素顔を見た時の脳の特徴的データ
④自分の化粧顔を見た時の脳の特徴的データ

これらのデータをいろいろな操作によって補正して比較すると、 
①自分を見たときの脳の特徴的データ と
③自分の素顔を見た時の脳の特徴的データ が非常に似ている。

また、

②他人を見たときの脳の特徴的データ と 
④自分の化粧顔を見た時の脳の特徴的データ も非常に似ている。

脳は、自分の素顔は、自分と見ているが、化粧顔は、他人と見ていることになる。

化粧することによって、脳は他人と判断し、脳自体が、他人に成りすましているのである。

役者は、その役に成りきるのに、化粧は欠かせないのかもしれない。

よろこ