人間と動物は違うんです

エコ 人間は、いろいろな心配事をします。
受験をして、合格するだろうか。お嫁に行って姑とうまくやっていけるだろうか。
会社入社の面接試験がうまく出来るだろうか。健康診断の結果は大丈夫だろうか。と心配事がたくさんあります。きりがありません。
このような心配事は、実態が伴っているわけではありませんので心理的なものです。

では、動物たちはどうでしょう。
ライオンが近づいてきました。
鹿は、危険を感じます。恐怖に駆られ、次の瞬間、逃げていきます。
でも、逃げたあと、ライオンとの距離が十分確保できたら、何事もなかったように、のんびりと草を食べ始めます。
動物は、恐怖に駆られることはあっても、心配はしません。
ましてや恐怖の対象が去ったあとは、何事もなかったようにふるまいます。
鹿の不安や恐怖は、ライオンが近づいて来たという実態に不安や恐怖を感じていて、心理的に不安や恐怖を感じているわけではありません。

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フー そんなことほんとにわかんのかよ。いいかげんなこと言ってんじゃないの。

エコ いい加減なことではありません。では違う話をひとつ。天敵である鷹や鷲を見たことのない若い鳥に、鷹や鷲の影をみせると、恐怖におびえます。見たことがない対象なのに、なぜ恐怖におびえるのでしょうか。
若鳥の不安や恐怖は、遺伝子に組み込まれているのです。

フー 大昔、人間の天敵は、ライオン?象?熊?。
初めてライオンを見る人間の赤ん坊は、ライオンの影を見ても、恐怖を感じるわけはないな。影はほえないし、ライオンが何なのかも知らないもんね。
そうか、人間は天敵が遺伝子に組み込まれていないんだ。ていおうか、その遺伝子がなくても人間は生き延びれたということか?

エコ やっと 理解していただけましたか。

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フー うーーーー わあおーーーー

よろこ