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上級者とは、どのような人を言うのでしょうか?

上級者の能力を探ってみましょう。

それでは、日曜日のうんちくをどうぞ!

日曜日のうんちく 

上級者とは

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上級者はなかなか退屈しません。

米長九段の話です。

自宅で若いプロのタマゴを集めて、将棋スクールをしていたことがありました。

誰かの一局の将棋を中央の将棋盤に再現し、そのまわりをみんなで座り、この手はどうか、この構想はどうか、本当はどちらが勝っていたのだろうかと、検討します。

一局の将棋をこうして何時間もかけて調べます。そういうことをしていると、次第に、座る姿勢が崩れ、背中がまるくなり、アクビをかみ殺しているような若手と、いつまでも背中をピンと伸ばし、盤面に食い入るように視線を注いでいられる若手に分かれてきます。

伸びるのは、いつまでも背筋が伸びている若手です。

同じ局面を見ていても、すぐれた者は、局面から多くのものを読み取っているので退屈することがないのです。

それで、いつまでも同じ姿勢で見ていられるのです。

一般に、上級者の方が、中級者より多くのコードを持っていて、多くのことをコード化して、認知しています。

上級者の方が多くの情報を引き出しているので、心理的飽和が起こりにくく、退屈しにくいのです。

米長 邦雄(よねなが くにお、1943年(昭和18年)6月10日 - 2012年(平成24年)12月18日)は、将棋棋士。2003年(平成15年)12月、引退。日本将棋連盟会長(2005年(平成17年) - 2012年(平成24年))。タイトル獲得数19期は歴代5位。永世棋聖の称号を保持し、引退前から名乗る。佐瀬勇次名誉九段門下。棋士番号は85。趣味は囲碁で囲碁八段(日本棋院から追贈)。 2003年(平成15年)11月、紫綬褒章受章。2013年(平成25年)1月、旭日小綬章受章。

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上級者はなかなか疲労しません。

退屈とならんで、心理的、肉体的飽和が疲労です。

一般に、上級者の方が中級者より疲労しにくいのです。

なぜなら、上級者の方が、コード化の程度が高く、自動化された技能が多い。そのため、ひとつひとつの技能の実施に必要な注意力などが少なくてすむのです。

また、ひとつひとつの動作の習熟度が高いために、無駄な動きも少ない。これも上級者が疲労しにくい理由の一つです。

さらに、当該の技能を「好きだ」と感じている程度が、上級者において高い。

「好きだ」と感じることは、疲労が低くて済むのです。

「好きだ」と感じることは、それ自体で無敵なのです。

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上級者は復元仮定作業ができます。

テレビ番組で、将棋や囲碁の大局番組があります。

対局後に解説者を交えて、「感想戦」と言われるものが行われます。

あのとき、別の手を選んでいたらどうだったか、などと言うことを話し合い、表にでなかった「読みスジ」を検討しあうのです。

それを見ていると、「あそこで、こちらの手を選んでいたらどうでしたか?」とひとりが尋ねると、たちまちその局面に戻され、「ダメですね。そうすると、こんどはこちらに手段が生じる。」などどいう会話があっという間に交わされます。

復元作業が淀みなく行われます。

上級者は、ことがらが進行している最中にも「もし、ここがこうなれば、進行はこう変わる」というように、幾通りかの変化を考えながらプレーしているのです。

だから、後になってから、「もしも」という過程を置いた場合にも、思考がそこに戻りやすいのです。

恐るべし! 上級者!

                   引用文献:上達の法則 岡本浩一

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