ニューロンは物質、コンピューターも物質
脳の中にはニューロンが存在し、脳科学の分野では、最近判明した大きな出来事らしい。
ニューロンとは、神経線維で、核、軸策で成り立っている。
核から、一本のしっぽがでていて、核の周りは、木の根っこが広がるようにとげとげがたくさん伸びている。
さらに、とげとげの先端が、他のニューロンのしっぽの先と、網の目のように結合し、情報をやり取りしているようだ。
このニューロンが脳の中に140億個もある。
意識はこのニューロンから生み出される。つまり、物質が意識を生み出し、こころを生み出していることになる。
となると、コンピューターが発達して、あらゆるシュミレーションが瞬時に導き出されたなら、ニューロンの活動をそっくり模倣して、意識がコンピューターで生み出されることになるのでは?
まさか、
視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚が、コンピューターのデバイスとして備わったとき、考えるコンピューターが可能ということか?
しかし、考えるといっても、膨大なデータからコンピューターが導き出したシュミレーションの回答は、選択された公式によって導き出されたひとつの解答に過ぎない。
自由に判断して結論を導き出した自由意思ではない。
と
信じたい。
自由意思は、計算不可能な事象の上で成り立つもので、あらかじめシュミレーションされたものではない。
よろこぶや