そろばん
小学生のころそろばんの塾に通うのが好きで、よく塾の先生に会うため(?)に通ったものです。
算数は、前もって勉強しなくても、試験中に考えれば点数がとれたので、社会や国語より好きでした。
すきな塾の先生のおかげで、そろばんは3級です。
3級じゃ自慢になりませんが。
さて、
テレビでも、珠算の天才学生が、暗算の技(能力)を見せてくれます。
とんでもない桁数の計算を暗算で簡単にやってのけます。
一般人には、とてもかなうものではありません。
なぜでしょうか
一般人が暗算を行うとき、脳の前頭葉と側頭葉が活性化します。
ところが、珠算の天才学生が暗算を行うとき、脳の前頭葉と側頭葉は活性化せず、後頭葉が活性化します。
驚いたことに、一般人とは、違った脳の部分を使っているのです。
後頭葉には、視覚をつかさどる部分があり、珠算の天才学生は、暗算中に視覚情報を処理しています。
それは、頭の中にイメージのそろばんを描いて、そのそろばんを心の目(頭の目)で見ながら計算しているのです。
一般人が一生懸命九九を頭のなかで唱えながら、桁の位上がりを計算しているのですが、
珠算の天才学生は、頭の中のイメージのそろばんを使っているのです。
なんだ、そろばん使っているんだ。それじゃ、かなうわけがありません。(?)
よろこぶや