ようこそよろこぶやへ

よろこぶやは、おじいさんおばあさんを応援します。

湘南鎌倉総合病院が、入場無料で公開医学講座を開催しています。

興味があったので「がんのお話」を聞いてきました。

今週の日曜日のうんちくは、かんのお話です。

それでは、日曜日のうんちくをどうぞ!

文字サイズ:

画像の説明

日曜日のうんちく 

がんのお話

湘南鎌倉総合病院 外科部長 下山ライ先生ががんのことについて講義をされました。

ガンの現状

2011年(平成23年)の1年間で亡くなった方は1,253,066人、このうちがんで亡くなった方が、357,305人(28.5%)です。

なくなる方の3割近くががんで亡くなるということです。

&show(): File not found: "ga1-2.png" at page "がんのお話";

図6 主な死因別にみた死亡率の年次推移(出典:厚生省)を見ると一目瞭然ですが、がん(悪性新生物)の人数が、年年急激に増え続けています。

また、生涯を通じてがんにかかる確立は男性56%、女性41%です。

二人に一人ががんに罹患(りかん)します。(罹患:病気にかかること)

これは、他人事とは言えません。

では、がんに罹患したとして、その死亡率は?

画像の説明

胃がん、大腸がんに罹患した場合、約40%の確立で死に至ります。
肺がん、肝がんは、なんと70%以上の確立で死に至ります。
一方、乳がんで死に至る人は、2%です。

この表には記載してありませんが、すい臓がんは、ほぼ100%の確立で死に至るのです。衝撃的な話です。

がんを診断する

ポイント① 見つけたいがんによって最も適切な検査は異なっています。

ポイント② 多くのがんの場合には画像検査と病理検査を行います。

胸部レントゲンの検査を行った3カ月後に、乳がんが見つかりました。なぜ、3カ月前の胸部レントゲン検査でみつからなかったのか?

胸部レントゲンは、肺に焦点をあてて検査しているので、乳がんを見つけることができません。乳がんの検査は、マンモグラフィの検査が必要です。

画像検査

画像検査には、MRI、超音波検査、レントゲン検査、CT、内視鏡検査がありますが、発見できる癌がそれぞれ異なっています。

MRIで発見できる癌

超音波検査で発見できる癌

レントゲンで発見できる癌

CTで発見できる癌

内視鏡検査で発見できる癌

PET/PET-CT

がんを診断する

多くの場合は、画像検査をしたあと、組織診として、組織の一部を採取して顕微鏡で見て、がん細胞かどうかを判断します。

進行具合を判断する

がんの進行具合を病期と言います。ステージ1とかステージ2とかいう場合もあります。
全身の検査によって、病気の進行具合を検査し、0期もしくは1期からⅣ期までで判断します。

0期または1期が早期に発見された癌で、Ⅱ期、Ⅲ期は、すこし進んだ進行癌、Ⅳ期が末期癌を意味します。

たとえば大腸癌の場合、表面の組織が癌になった場合は、内視鏡ですこし削って治療を行いますが、これはⅠ期の癌です。

表面だけではなく、すこし中にまで食い込んでいるが、リンパに転移がない場合は、Ⅱ期の癌です。

リンパに転移している癌がⅢ期で、その他の臓器に転移している癌がⅣ期となります。

大腸癌と膵臓癌の病期と予後

画像の説明

画像の説明

大腸癌と膵臓癌では、5年生存率が大きく違います。
これは、膵臓が、体の奥にあるうえに、胃、腸、胆嚢に近く進行しやすいためです。

膵臓癌は見つかりにくいので、要注意です。

がんと言われたら

講義の後の質問時間

講義は、「がんになってもこまらないために」が一時間、「膵臓がんのお話」が一時間でした。

講義の後質問時間が設けられましたが、質問時間が足りなくなり、先生は個別に質問を受けておられました。

質問内容を聞いていると、がんを患っていると思われる方、身内にがんの方がいらっしゃるように見受けられる方や、「友達が癌で亡くなったのですが」と言って質問をされる方がいらっしゃいました。

がんは、身近に潜んでいることを忘れてはいけません。

生涯を通じてがんにかかる確立は男性56%、女性41%です!




よろこ