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うつ病を予防しましよう。
それでは、日曜日のうんちくをどうぞ!
日曜日のうんちく
うつ病は、女性がなりやすい
うつ病にかかりやすいのは、男性より女性の方が圧倒的に多く、女性は、男性の約2倍にもなります。
それは、女性には生理、出産が、女性ホルモンの影響を受けるからです。
マタニティーブルーもそのためです。
うつ病の最悪のケースは自殺
うつ病になると、「皆さんに申し訳ない。自分なんて価値がない。生きていて申し訳ない。」などと考えてしまって、命を絶ってしまいます。
また、
うつ病の自殺に関しては、男性の方が圧倒的に多いです。
年間死亡者数の自殺による死因の割合(%)は、20代後半で50%を超えピークとなりますが、なんと割合ではなく自殺の実数は50代後半をピークに中高年の方が高いのです。
この中高年の世代は、思春期・青年期の子供をもつ親の年齢層に一致します。
うつ病チェック
8つの質問に自分はどうか、○か×で答えてください。
① 仕事熱心である
② 几帳面だ
③ 責任感が強い
④ 凝り性である
⑤ 生真面目である
⑥ 我慢強い
⑦ NOと言えない
⑧ 頑固である
さて、
8つの質問のうち、4つ以上に○がついた方は要注意です。
心の弱い人がうつ病になるように思われがちですが、本当はこころが強い人がなってしまいます。
うつ病は、我慢に我慢を重ね、ポキッと折れてしまう「心の骨折」
うつ病と憂鬱
憂鬱な時って、誰にでもあります。では、うつ病と何が違うのでしょうか?
憂鬱気分は、数日で良くなることが多いのですが、憂鬱な気分が2週間以上続いた場合は、うつ病の診断基準の1つとなります。
うつ病は脳の病気
うつ病は、心の病気ではなく、脳の病気です。
脳の中で、いろいろな変化が起きることによって発症します。
脳の中には、脳内ホルモンがあり、それらが感情をコントロールしています。
うつ病発症に関わる脳内ホルモンは、
幸福感の「セトロニン」
わくわく感の「ドーパミン」
やる気や判断力の「ノルアドレナリン」
これらのホルモンは「脳のバッテリー」でどれかの量が減ったり、バランスが崩れたりするとうつ病を発症しやすくなります。
つまり、うつ病は、脳のバッテリー(セトロニン、ドーパミン、ノルアドレナリン)」が切れたことを知らせているのです。
では、脳のバッテリーは、何に使われているのでしょうか?
それは、こころや体にストレスがかかると脳は、バッテリー(セトロニン、ドーパミン、ノルアドレナリン)を使用して回復しようとします。
バッテリーが減ってくると、私たちは、脳内ホルモンを補給し、バッテリーを補充します。
このように、脳は、脳のバッテリーが切れないようにバランスを取っているのです。
しかし、このバランスが崩れて、脳のバッテリーがレッドゾーンにまで減少して切れてしまうと、うつ病を発症し、その症状が現れるのです。
うつ病を予防する4つのS
一つ目のSは「食事」
脳内ホルモンは、タンパク質、ビタミンB群や鉄などが加わって作られます。
つまり、これらの材料を絶えずバランス良く摂ることがたいせつになります。
タンパク質、ビタミンB群、鉄が含まれている食物は、赤身の肉、赤身のマグロ、ウナギ、カツオ、レバー、たまごです。
おすすめは、毎日たまごをひとつ。目玉焼きでも、生でもOKです。
二つ目のSは「睡眠」
3つの脳内ホルモンは、日中の活動時に消費されて、夜、寝ている時に作られます。そのため、睡眠はしっかりととらないと、脳内ホルモンを補給できません。
三つ目のSは「生活リズム」
脳内ホルモンは、分泌される時間帯が決まっています。不規則な生活をしていると、決まった時間にホルモンが出てきません。
朝、同じ時間に起きて朝日を浴びると、セトロニンが増えます。
同じ時間に食事をして同じ時間に寝ると、自律神経のバランスが良くなります。
リズムを整えることが、たいせつです。
四つ目のSは「スイッチ」
脳内ホルモンは、無駄に消耗しないように上手に使わなければなりません。そのためには、仕事と休養のバランスのスイッチを上手に切り替えることが大切です。
脳は、同じ場所をずっと使っていると疲れてしまいますが、別の場所を使うと、いつも使っている場所が休まります。
ただぼんやりするのではなく、何か別のことをすると効果的です。
*がんばり屋さんは、4つのSをお忘れなく!
引用:完全予防プロジェクト第一弾「うつ病」
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